2024年度 第15回大会
優勝 桑木 志帆
2024年8月22日~8月25日
桂ゴルフ倶楽部(北海道)/ 6,651 yards, Par 72(36/36)
優勝できて嬉しいです。初優勝よりも緊張しました。やっぱり追われる立場だったので、最後の方は。でもあまり焦るとよくないというのは経験済みだったので、どんなことがあっても落ち着いてやろうという風にはできました。最後まで自分を信じてできたと思います。
途中、16番のボギーで、やらかしたと思ったんですけど、また取り返せばいいと思ってやりました。17番のセカンドショットは、思い通りに打てたし、入れに行くつもりで打ちました。自信がありましたし、そのホールは毎日いい球を打ててイメージが良かったので、そのイメージでいきました。
全英に行かなかった分、絶対にこっちで勝ちたい気持ちがあったので、他の大会よりもすごい気合いが自分は入っていました。ショットが自分の持ち味だと思っていたんですけど、資生堂レディスからあまりショットが良くなくて、2週間前、NEC軽井沢2日目の後半からショットのコツを徐々につかんできて、上がってきた感じなので、すごい自信が今はあります。
またそれが落ちてくる時期はあるかもしれませんが、上手く調整しながらやりたいと思います。良くなったり悪くなったりという波もあると思うので、また下がっても上がっていけると確信できましたし、今後のメジャー大会に合わせて照準を持っていければと思います。 今後は、メジャーで優勝したいというのはありますけど、最終戦のリコーまでにメルセデス・ランキング3位以内にはいたいというのを今思いました。初優勝してから時間がない間に2勝目を挙げられたので、この調子でいければそれも見えてくると思います。
トーナメント概要
JLPGAツアー2024シーズン第24戦『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が、8月22日(木)から25日(日)までの4日間、2013年の第4回大会以来、11年ぶりに舞台を北海道苫小牧市の桂ゴルフ倶楽部(6,651ヤード/パー72)に移して行われた。
大会3日目を終え、通算10アンダーで桑木志帆、脇元華が首位で並び、1打差の通算9アンダー、3位は鶴岡果恋。通算8アンダー、4位タイから上田桃子、アマチュアの横山珠々奈、北海道出身の政田夢乃、宮澤美咲が続き、首位から2打差に7人がひしめくという大混戦で最終日を迎える。
首位でスタートした桑木志帆が、前半でスコアを2つ伸ばすと、後半の10番でこの日3つ目のバーディを奪い、2位に2打差をつけ抜け出すかと思われた。しかし、優勝のプレッシャーからか、13番でボギーを叩くと、16番パー3でまさかの3パットボギー。この時点で鶴岡果恋、上田桃子、ペソンウの3人に並ばれる大接戦となった。それでも17番ホール、ピンまで残り130ヤードを9番アイアンで2メートルにつける会心のショット。バーディーパットをきっちり沈めて抜け出すと、通算12アンダーでそのまま逃げ切り、6月の資生堂レディスに続く、今季&ツアー通算2勝目を挙げた。
通算11アンダー2位タイには、鶴岡果恋、ペソンウ(韓国)が入り、上田桃子、森田遥、北海道・千歳市出身の宮澤美咲、札幌市出身のルーキー・政田夢乃は通算10アンダーの4位タイ。史上9人目のアマチュア優勝を狙った20歳の横山珠々奈(すずな)は通算9アンダーの8位でベストアマチュア賞に輝いた。ベストスコア賞は最終日に67をマークした木戸愛が獲得し、賞金30万円を手にした。
また、決勝ラウンドに進出した『チームニトリ(ニトリ所属)』の結果は、最上位が通算6アンダー、13位タイの永峰咲希。通算5アンダー、17位タイに岡山絵里、通算2アンダー、32位タイにルーキーの菅楓華。首位と3打差からのスタートで初優勝を狙った佐藤心結は、通算1アンダー、39位タイという結果となった。このほか、今大会がプロトーナメント初挑戦で話題となったニトリスポンサー契約のアマチュア須藤弥勒(13歳)は、通算19オーバーと予選落ちとなったが、今後に向けてリベンジを誓うも、大会の盛り上げ役を十分に果たしていた。
2023年度 第14回大会
優勝 菊地 絵理香
2023年8月24日~8月27日
小樽カントリー倶楽部(北海道)/ 6,695 yards, Par 72(36/36)
プレーオフのティーショットは全く体動かなくて、結構緊張しているなと思って、案の定体が止まってしまって、アプローチも感覚なく、ちょっと今回も多分厳しいなと…。
でもジエのファーストパットが結構スピードが出て、返しのパーパットが外れたので、もしかしたらこれはちょっとチャンスがまだ残っているのかもしれないと。
不思議と自分のパーパットはしっかりと手が動いてくれたので、入った瞬間は全然勝ったのかなんかよく分からない感じでしたね。
今日は雷予報もあってどうなるのかなと思っていたんですが、無事スタートできて、7番、8番と終わって、もう多分雷は大丈夫だろうなと勝手に自分を含めて皆思っていたと思うんですけど、その矢先に中断になってしまったので…。
ちょっと予想外の展開というか、正直プレーオフは苦手なので、絶対にやりたくなかったです(笑)
しっかり4日間やりたかったなというのもありますけど、ここまで天候が荒れるとは思っていなかったので、でもこうしてプレーオフになって勝てたのも、私にとっては良い方の天気に恵まれたのかなという部分は少し思います。
昨年地元の北海道で勝ててから、あんまり地元というプレッシャーが正直無くなったというのがあって、ちょっといい意味で気楽に臨める部分は少しできたかなという感じでした。
また来年の北海道の試合でしっかり上位争いできるように頑張りたいと思います。
トーナメント概要
2023年シーズンJLPGAツアー第25戦、『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が8月24日(木)~27日(日)までの4日間、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,695ヤード、パー72)で行われた。
大会初日、前半組はホールアウトしたものの、雷雲接近のため、13時25分に競技が一時中断。その後、天候の回復が見込めず、午後組がホールアウトできずに15時55分にサスペンデッドが決定した。大会2日目も第1ラウンドの未消化分と第2ラウンドが行われ、競技は18時15分に日没のため2日連続での翌日順延が決まった。
大会3日目、第2ラウンドの未消化分と第3ラウンドが行われ、通算9アンダーで菊地絵理香、申ジエ(韓国)、岩井明愛の3人が首位に並ぶ。1打差8アンダー4位タイに吉田優利、上田桃子ら5人、2打差7アンダー9位タイにニトリ所属の佐藤心結、原英莉花ら4人がつける大混戦で最終日を迎える。
大会最終日、第4ラウンドが6:30に順調にスタート。しかし、天候の急変で10時26分、雷雲接近のため競技が一時中断。その後も天候回復が見込めないことから13時00分に第4ラウンドの中止が決定した。
そのため、本大会は54ホール短縮競技となり、第3ラウンド終了時の成績によって、通算9アンダーの首位タイ、菊地絵理香、申ジエ、岩井明愛のプレーオフが17番ホール(パー3)で行われた。
プレーオフ1ホール目、ティーショットは申ジエ、菊地絵理香、岩井明愛の順番。1番手の申はピン右上5mにパーオン。続いて菊地はグリーンに届かず、グリーン手前の花道に。3番手の岩井は、ティーショットがグリーン手前のバンカーへ。花道からアプローチとなった菊地はピン手前2mに寄せる。岩井はバンカーからのショットが寄らずに万事休す。申ジエのバーディーパットを見守る形となったが、下りの難しいパットは2mオーバー。返しのパーパットも入らず、勝負の行方は菊地のパーパット次第となった。2mのパーパットを見事沈めた菊地が、地元北海道の地で今季初V。ツアー通算6勝目を飾った。
ベストスコア賞は第3ラウンドで67をマークした菊地絵理香が獲得し、賞金30万円を手に。ベストアマチュア賞には、通算5アンダーの馬場咲希が輝いた。
また、決勝ラウンドに進出した『チームニトリ(ニトリ所属)』の結果は、最上位が通算7アンダー9位タイで佐藤心結、通算イーブンパー42位タイで櫻井心那、通算1オーバー47位タイで永峰咲希、小祝さくらという結果となった。来年に向けてリベンジを誓うも、大会の盛り上げ役を十分に果たしていた。
2022年度 第13回大会
優勝 稲見 萌寧
2022年8月25日~8月28日
小樽カントリー倶楽部(北海道)/ 6,655 yards, Par 72(36/36)
ディフェンディングチャンピオン、100回目の試合といろいろ記念が重なった試合で勝ててめちゃくちゃ嬉しいです。
小樽カントリー倶楽部は難コースなので、ショット、パットを含め、全体的によくないと上位に行くことが厳しく、それが達成できて少し自信になったかなと思います。ショットが良い時に戻ってきていたことが助かりましたし、パットでも微妙な距離を決めたことで良い流れを作れたという感じです。
試合中、緊張感はもちろんありましたが、耐えながら楽しくはできたかなと思います。バーディーを奪った13番パー5では、2打目のライがすごくよくて、距離も多分これで大丈夫かなという番手があったことが幸いしました。自信を持って打った結果、上手くいったという感じです。
難ホールの16番パー4はティーショットを自分が思った通りのところに打てて、セカンドはちょっと風が難しくて少しミスしたんですけど、そこからのアプローチが上手くいってパーを取れたので良かったかなと思います。
本当に2勝目を挙げれて良かったなというのが一番なのと、これから先もドンドン勝ち続けられるように、レベルアップできるように頑張っていきたいなと思います。
トーナメント概要
2022年JLPGAツアー第25戦、『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が8月25日(木)~28日(日)までの4日間、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,655ヤード、パー72)で行われた。
3年ぶりに有観客で迎えた今大会、ツアーでも屈指の難易度を誇るコースに加え、秋の近づきを感じさせる日本海からの風がより一層選手を苦しめる。それでも上位は着実にスコアを伸ばし、3日目を終えた時点で首位から2打差に6人がひしめくという大混戦で最終日を迎える。
前日まで首位を死守していた原英莉花が序盤で崩れると、さらに優勝争いは激しさを増し、途中4人がトップに並ぶ瞬間も。そんな混戦をスルリと抜け出したのが、前年度の大会優勝者であり、この試合がプロとしてツアー出場100試合目となった稲見萌寧だ。13番パー5でバーディーを奪い、通算9アンダーで首位グループに並ぶと、残りホールを全てパーセーブ。3バーディー、1ボギーの70と手堅くまとめ、ライバルたちがスコアを崩していくのを横目に見ながら、2打差をつけてゴールテープを切った。アンソンジュ以来の今大会連覇を達成した稲見は、今季2勝目、ツアー通算12勝目を飾った。
ベストスコア賞は最終日に67をマークした高木萌衣が獲得し、賞金30万円を手に。ベストアマチュア賞には、通算9オーバーでニトリとスポンサー契約を結ぶ六車日那乃が輝いた。
また、北海道出身でニトリ所属の小祝さくらは通算3アンダーで13位タイに。同じくニトリ所属の佐藤心結は通算1アンダーの24位タイとなり、来年に向けてリベンジを誓うも、大会の盛り上げ役を十分に果たしていた。
2021年度 第12回大会
優勝 稲見 萌寧
2021年8月26日~8月29日
小樽カントリー倶楽部(北海道)/ 6,775 yards, Par 72/73
最終組1組前で回れたことで、最終組特有のピリピリした感じから免れたのは良かったところかなと思っています。
自分の感覚的にはあまり調子が良いという感じではなかったのですが、その中でも行ってはいけない所などを考えながら、落ち着いてマネジメントすることができました。
ノーボギーの60台で回って逆転優勝できた上に、先週のリベンジを果たせたということを考えたら、その部分に関しては100点なのかなと思いますが、私の中での100点は常に70~80点で居続けることなので、そういう意味では今週は自分の中では70~80点の良い状態が続けられたという感じですね。
先週の分と合わせて2試合分の悔しさをリベンジすることができて良かったです。
トーナメント概要
2020-21年JLPGAツアー第39戦、『ニトリレディスゴルフトーナメント』(優勝賞金1億円、優勝賞金1,800万円)が8月26日(木)~29日(日)までの4日間、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,775ヤード・パー72/73)で行われた。
今年で12回目を迎えた本大会は、新型コロナウイルス感染症の国内の感染状況を踏まえ、安全確保の観点から2年連続での無観客試合となった。
ツアー屈指の難コース・小樽カントリー倶楽部を舞台に、過去に類を見ない伸ばし合いとなった今大会は、最終日、首位と3打差の4位からスタートした稲見萌寧が通算16アンダーとし、逆転で今季7勝目を飾った。強風で多くの選手が攻めあぐねる中、東京オリンピック銀メダリストとして貫禄のプレーを発揮。67ストロークはこの日のベストスコアで、優勝と同時に最終日の「ベストスコア賞」の座に輝いた。
また、3週連続優勝に期待がかかったニトリ所属の小祝さくらは、安定感あるゴルフで4日間アンダーパーをマークしたものの、トータル6アンダー、11位タイで所属大会を終えた。それでも5人中4人が予選通過を果たしたニトリ所属プロの中で最上位フィニッシュを果たすなど、賞金ランキング1位として堂々のプレーで所属大会を盛り上げた。
2020年度 第11回大会
優勝 笹生 優花
2020年8月27日~8月30日
小樽カントリー倶楽部(北海道)/ 6,695 yards, Par 72(36/36)
2戦連続優勝ができてすごく嬉しいです。
2勝できたからと言って特に何か変わったりはせず、今まで通り次の試合に向けて頑張りたいと思います。
(10代での2試合連続優勝が宮里藍選手、畑岡選手に次ぐ3人目でも)全然近づいたなって印象はないです。けど宮里さん、畑岡さんがやってきたことを自分もやれたんだなという気持ちにはなれました。
将来は世界一になりたいというのが子供のころからあって、なれるかなれないかわからないけど、なれるように頑張りたいと思っています。
トーナメント概要
2020-21年JLPGAツアー第3戦、『ニトリレディスゴルフトーナメント』(優勝賞金2億円、優勝賞金3,600万円)が8月27日(木)〜30日(日)までの4日間、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,695ヤード/パー72)で行われた。
新型コロナウイルス感染防止の観点から無観客試合となった今大会は、多くのトーナメントが中止になる中、明るい話題を届けてくれる女子プロゴルファーのために、という想いから今年に限り賞金総額を2億円(優勝賞金3,600万円)に増額しての開催となった。
大会最終日は、朝からの降雨によりコース修復に時間を要し、当初の予定から3時間半遅れの11:40に第1組がスタート。また、スタートの遅れに伴い、JLPGAツアー史上初のセカンドカットが適用され、27位タイ(1アンダー)までの34人が最終ラウンド進出となった。
試合は、2戦連続優勝を狙う笹生優花、地元優勝・所属大会優勝のダブル制覇に期待がかかる小祝さくら、18歳の高校生アマチュア・六車日那乃の最終組の優勝争いに焦点が集まるなか、最終日、トップでスタートした笹生がこの日のベストスコアとなる71ストロークで回り、2位と2打差の通算13アンダーで優勝を飾った。初優勝から2戦連続での優勝はツアー史上4人目の快挙となった。
また、決勝ラウンド進出を果たしたニトリ所属選手3名のうち、最上位には11アンダー、2位で小祝さくら、2アンダー、6位タイには永峰咲希が続くなど、トップ10に2名が入る健闘で大会を盛り上げた。今大会から新たにニトリ所属となった田中瑞希は、1オーバー、39位で予選通過を果たしたものの、セカンドカットの適用により最終日のプレーの披露は叶わなかった。
ベストアマチュア賞には通算1アンダー、9位タイの小倉彩愛が輝いたほか、大会2日目に17番ホールでホールインワンを達成した西山ゆかりには、ホールインワン賞として株式会社ダスキンから賞金200万円が贈呈された。
2019年度 第10回大会
優勝 鈴木 愛
2019年8月29日~9月1日
小樽カントリー倶楽部(北海道)/6,650yards Par 72(36,36)
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今日は今までで一番落ち着いて出来たかなと思います。最終18番では、申ジエさんが9アンダーでホールアウトしていること、一緒に回っていたアンソンジュさんが9アンダーでいることは確認していましたし、アンソンジュさんは18番でバーディーを取ってくると思っていたので、自分も18番は絶対バーディーを獲らなきゃ勝てないと思っていました。小樽CCでアンダーパーで4日間回るというのは、本当に難しいことなので、今週は頭をフル回転させながら徹底してコースマネジメントを行いました。久しぶりに1週間通して良いゴルフが出来たので、かなり自信になりました。
(賞金女王奪還に向けて)気持ち的に諦めていた部分が大きかったけど、今週は優勝賞金が1800万円と高いですし、この試合で自分が優勝出来なかったら賞金女王は無いかなと思ってたので、自分が勝てて、まずはホッとしています。ちょっと申ジエさんと差が詰められたかなと思うし、またちょっと賞金女王に向けてチャンスは出てきたかなと思います。
トーナメント概要
2019年LPGAツアー第26戦『ニトリレディスゴルフトーナメント(賞金総額1億円、優勝1,800万円)』の最終日が9月1日(日)、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,650ヤード/パー72)で行われた。
本大会の最終日における最多ギャラリー数6,242人がつめかけた最終日。最後の最後まで実力者による熱戦が繰り広げられ、11アンダーまでスコアを伸ばした鈴木愛が今季4勝目を挙げた。
首位タイで最終日をスタートした鈴木は10番までに4つスコア伸ばすなど、2位に1打差で最終18番を迎えた。ティーショットをフェアウェイに運び、残り144ヤード、ピッチングウェッジで放った1打はピンそば1メートルに。これを冷静に沈め、ツアー通算13勝目を達成。優勝賞金1800万円を加算し、ツアー史上21人目となる生涯獲得賞金6億円を突破した。
2打差の2位タイにアンソンジュと申ジエが入り、史上7人目のアマチュア優勝を狙った安田祐香は通算8アンダーの4位でフィニッシュ。ニトリ所属の4選手は全員が決勝ラウンドに進み、永峰咲希が最上位となる13位タイでホステス大会を終えた。
また注目を集めた渋野日向子は最終日も71をマーク、連続イーブンパー以上ラウンド数を「28」として、歴代1位の記録に並んだ。
2018年度 第9回大会
優勝 アン ソンジュ
2018年8月23日~26日
小樽カントリー倶楽部(北海道)/6,628yards Par 72(36,36)
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今日は練習場からショットの感じがあまり良くなくて・・・もし優勝は出来なくても、この難しい小樽CCで3日間アンダーパーで回れたのは嬉しかったし、今日も本当に上手くいくとは思わなかったけど、出だし2番、3番でバーディーを取れたので少し気が楽になりました。ただ、今週の小樽CCは、ニッポンハムレディスの芝と違ってちょっと固いんですよね。だからダフリやすくて大変だったんですけど、その中で、ダフらないように、そこだけ気を付けながらやってました。出だしでバーディー、バーディーと発進して、気楽になったんですけど、4番ホールで3パットのボギーが来て、神様から「もっと緊張しなさい」という意味なんだなと思いました。ここは、後半の15番からすごく難しいホールが続くんですけど、そこを1ボギーで抜けられたのは良かったです。そこだけ上手くいけば優勝出来ると思いながらやったんですけど、16番で30歩の長いパットを2パットで切り抜けられたのが勝因だったと思います。
(いよいよ賞金女王も見えてきて)本当に私がこんなに早く優勝出来るとは思ってなかったので、ありがたいことですけど、タイトルに近づけば近づくほど自分にプレッシャーをかけるタイプですので、プレッシャーをかけずに1つ1つのショットに集中していけば、結果は付いてくると思ってるので、その考えを変えずに頑張っていきたいなと思います。
トーナメント概要
2018年LPGAツアー第25戦『ニトリレディスゴルフトーナメント(賞金総額1億円、優勝1,800万円)』の最終日が8月26日(日)、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,628ヤード/パー72)で行われた。
トップと3打差に11名がひしめく混戦模様で迎えた最終日。単独首位でスタートしたアンソンジュ(韓国)が、難コースを相手に5バーディー、3ボギーの70と安定したプレーを披露、通算7アンダーで今季4勝目、日本国内ツアー通算27勝目を挙げた。
アンは2番、3番で幸先よく連続バーディーを奪うと、その後も危な気ないプレーで後続に追いつかれることなく、逃げ切り優勝。2012年、2013年の優勝と合わせて、本大会最多となる3度目の勝利を飾った。日本ツアー参戦9年目、永久シードが得られる通算30勝まで、あと3勝と迫る今回の勝利は、賞金女王3度の実力者の勝ち方だった。
通算4アンダー、今季自身最高位となる単独2位に渡邉彩香が入り、1打差の3位タイには、ルーキーの三ヶ島かな、原英莉花など5名が入った。ニトリ所属の岡山絵里、松田鈴英は、ともに通算7オーバーの28位タイでホステス大会を終えた。
2017年度 第8回大会
優勝 申 ジエ
2017年8月24日~27日
小樽カントリー倶楽部(北海道)/6,548yards Par 72(36,36)
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今日はスタートから2位と差があったので、それを考えながらプレーしていましたけど、グリーンが速く、固かったので難しいコンディションの中、ピンチが多かったし大変な1日でした。5打差以上あれば余裕もあったと思うけど、すごい緊張感の中でプレーしました。
(16番ホールのアプローチが優勝の決め手に)池がグリーン手前まであったので、3番ウッドで行くか、5番ウッドでレイアップするか迷いましたけど、ベイブリュウ選手が先にレイアップしたので、このホールが勝負ホールになると思って3番ウッドで打ちました。左のバンカーに入れるつもりがバンカーの手前のラフに行き、難しいライでしたけどドライバーショットも3番ウッドも良いショットを打ってあそこまで行ったので自信を持ってアプローチしました。60度のウェッジでピンまで17ヤードぐらいです。パーパットは2mぐらいでした。リズムだけ意識して打ったら入ってくれたので本当に嬉しかったです。最終18番ホールは17mのバーディーパットで入るとは思ってなかったのでビックリしました。ああいうのが入るのですからゴルフは本当に分からないし、本当に面白いです。今シーズンはなかなか優勝出来なかったので、コースの中で優勝したい気持ちが強かったです。この優勝で今年のLPGA50周年アワードに行けるので嬉しいです。
トーナメント概要
2017年LPGAツアー第25戦『ニトリレディスゴルフトーナメント(賞金総額1億円、優勝1,800万円)』の最終日が8月27日(日)、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,548ヤード/パー72)で行われた。
2位と3打差の首位でスタートした申ジエ(韓国)が、この日75と崩したものの、その差を守り切り、通算10アンダーで今季初優勝、日本国内ツアー通算16勝目を挙げた。
一時は申とベイブ・リュウ(台湾)の2人がトップタイで並んだが、勝敗をわけたのは16番。2mのパーパットを沈めた申に対し、ベイブは痛恨のボギー。最終18番では圧巻の17mロングパットをねじ込み、ベイブのバーディートライを待つことなく優勝をその手で決めた。また、今年の優勝スコア通算10アンダーは、トーナメントレコードを3打更新する記録となった。[2016年(-7) 笠りつ子、イボミ]
日本人最上位には、通算4アンダー、単独5位で鈴木愛が入り、大会ホステスプロの岡山絵里は通算3アンダーの6位タイと健闘を見せた。
2016年度 第7回大会
優勝 笠 りつ子
2016年8月25日~28日
小樽カントリー倶楽部(北海道)/6,494yards Par 72(36,36)
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トーナメント概要
2016年LPGAツアー第24戦『ニトリレディスゴルフトーナメント(賞金総額1億円、優勝1,800万円)』の最終日が8月28日(日)、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,494ヤード/パー72)で行われた。
首位と3打差の5位タイからスタートした笠りつ子が、この日5バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダーで並んだイボミ(韓国)をプレーオフで下し、今季2勝、ツアー通算5勝目を挙げた。
笠がホールアウトした時点では2位と2打差。最終組のイボミが17番ホールでバーディーを奪い1打差に迫ると、最終ホールもバーディーとし、2人のプレーオフに突入した。18番ホールで行われたプレーオフ2ホール目、笠が2mのスライスラインを読み切り、バーディーを奪って決着をつけた。
大会連覇と出場3試合連続優勝を狙った賞金ランクトップのイボミは、ツアー通算20勝目を逃した。全美貞(韓国)が1打差の3位。鈴木愛とこの日ベストスコアとなる68をマークした渡辺彩香が通算5アンダーの4位タイに入った。
2015年度 第6回大会
優勝 イ ボミ
2015年8月28日~30日
小樽カントリー倶楽部(北海道)/6,483yards Par 72(36,36)
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今日は前半あまり良くなくて今週また負けるかと思ったけど、キャディさんが我慢していればチャンスが来るからと励ましてくれて、13番のバーディーで波に乗れたので優勝出来たと思います。
(8月21日に誕生日を迎え27歳に)26歳の時は2位が多かったけど、27歳になったからこれまでとは違う結果になるんじゃないかと思っていたので、その通り27歳になって初めて出た試合で優勝出来て嬉しいです。小樽CCは難しかったけど楽しかった。早く3勝目を挙げたいと思っていたけど、すぐに勝てたので残りシーズンでであと2つは勝ちたいと思っています。
トーナメント概要
2015年LPGAツアー第24戦ニトリレディスゴルフトーナメント(賞金総額8,000万円、優勝1,440万円)の最終日が8月30日、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,483ヤード/パー72)で行われ、イボミ(韓国)が通算7アンダーで完全優勝。今季3勝目、通算11勝目をあげた。
通算5アンダーの2位は渡邉彩香、3位は通算4アンダーで穴井詩。(天候:晴れ、気温:23.0度、風速:2.5メートル)
2014年度 第5回大会
優勝 申 ジエ
2014年8月29日~31日
恵庭カントリー倶楽部(北海道)/6,522Yards Par72(36,36)
トーナメント概要を見る
トーナメント概要
2014年度LPGAツアー第24戦『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の最終日が、北海道の恵庭カントリー倶楽部(6,522ヤード/パー72)で開催された。
この日、単独首位からスタートした申ジエ(シンジエ・韓国)が、2バーディー・ノーボギーの70をマークし、そのまま逃げ切り優勝。初日からトップを譲らない完全優勝で今シーズン3勝目を飾った。3打差の2位タイに、賞金ランクトップのイボミと藤田幸希が入った。
2013年度 第4回大会
優勝 アン ソンジュ
2013年8月30日~9月1日
桂ゴルフ倶楽部(北海道)/6,480Yards Par72(36,36)
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トーナメント概要
LPGAツアー北海道3連戦の初戦、『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の最終日が、北海道苫小牧市の桂ゴルフ倶楽部(6,480ヤード/パー72)で行われ、首位と2打差の2位タイからスタートしたアンソンジュ(韓国)が7バーディー・ノーボギーの65とスコアを伸ばし、通算11アンダーで大会連覇を達成した。
2打差の2位にテレサ・ルー(台湾)。4打差の3位に福田裕子が入った。2週連続優勝かつ大会連覇は、ツアー史上初の快挙となった。
2012年度 第3回大会
優勝 アン ソンジュ
2012年8月24日~8月26日
桂ゴルフ倶楽部(北海道)/6,490Yards Par72(36,36)
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「難しいイメージのあるこのコースで、こういう良いスコアで勝てたのが嬉しいです」
と語ったアン。スタートホールでは珍しく緊張した様子をみせ、6番ホールでボギー。一時は首位に並ばれる場面もあったが、
「キャディーさんに“気持ちが逃げている”と言われて、それからは逃げないと思ってやりました」
と気合を入れ直して攻めのゴルフを展開。難度の高い8番、9番ホールでも果敢にピンを狙い、バーディーを奪った。
「以前はトップでスタートして悪いプレーじゃないのに、周りの選手が上手で2位や3位になったりで、負けた気持ちが強かったです。でも今日は自分に負けないようにプレーしました」
と後半に入っても攻めの姿勢は崩さず、後続の追い上げを振り切った。シーズン前半は手首の故障や体調不良で成績が低迷していたが、2年連続賞金女王に輝いた昨年までの強さが再び戻ってきた。
「優勝する前は体調も悪く、少し自信が無かったですけど、体調も戻ってきてこうして優勝することが出来て、ゴルフが楽しいです。この後はメジャー大会もありますし、残りの試合は自信を持ってやりたいと思います」
と万全の態勢でメジャーに臨む。
トーナメント概要
天候:曇り時々雨、気温:22.2℃、風速:1.9m。時折小雨が降ったものの、比較的穏やかな天候で行われた最終日。2位に2打のリードをつけてスタートしたアンソンジュ(韓国)は、6番でボギーが先行するものの、その後はバーディーを重ねて後続を振り切り、通算14アンダーで節目のツアー通算10勝目を飾った。2打差の2位には全美貞(ジョンミジョン・韓国)、5打差の3位タイには森田理香子、姜秀衍(カンスーヨン・韓国)が入った。
2011年度 第2回大会
優勝 笠 りつ子
2011年8月26日~8月28日
桂ゴルフ倶楽部(北海道)/6,490Yards Par72(36,36)
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「最後は父が背中を押してくれました。優勝して本当に気持ちいいです。今は実感はわかないけど、やっと1番になれました。今日は自分を信じた結果が良かったです。集中もしていたし、落ち着いていた。17番でチャンスを外した時も“ま、いっか”と思えました。今後は最終戦に出るという目標もクリアしたし、また優勝争い出来る位置に居られるように練習しなきゃいけないですね」と新たな目標を掲げ、さらなる飛躍を誓った。
トーナメント概要
第2回大会より、多くの選手に出場の機会を与えたいという思いから、総出場人数を120名に拡大し、予選ラウンド2日間は午前・午後スタートを採用。前週の『CAT Ladies』でシーズン2勝目を挙げた有村智恵をはじめ、賞金ランキング上位のアンソンジュ(韓国)、佐伯三貴、横峯さくら、不動裕理ら。また、本大会より本年度プロテスト合格者が出場可能となり、堀奈津佳、豊永志帆、工藤遥加、香妻琴乃、斉藤愛璃ら新人プロのデビュー戦となり、注目を集めた。
※ディフェンディングチャンピオンの鬼澤信子は「トーナメント特別保障制度」適用中のため欠場。
2010年度 第1回大会
優勝 鬼澤 信子
2010年8月27日~8月29日
桂ゴルフ倶楽部(北海道)/6,523Yards Par72(36,36)
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最高でした。感無量です。いままで悔しい涙とか辛い涙とかいっぱいありますけど、今日(の涙)は一瞬でしたね。これぞ最終日・最終組の優勝争いって感じで、やりがいがありました。ゴルファー冥利につきますね。(優勝する人は)みんなこういう中でやってるのかと経験できて嬉しいです。これで最終戦(リコーカップ)にも出られるんですよね。
(この優勝で)変わると思いますよ。もっと強くなると思う。私のゴルフ人生ますます楽しみです。これからの私を見ててください。
トーナメント概要
これまで“ニトリを支えてくれた地元・北海道への恩返しに”という想いからスタートした『ニトリレディス』。
地域密着のトーナメント創りを目指し、ゴルフというスポーツを通じて地元の皆様とふれあい、楽しみ、ゴルフの振興と北海道の活性化に取り組むため、地元・北海道苫小牧市の桂ゴルフ倶楽部で開幕した。